2012年7月アーカイブ

7月21日の熊日新聞に、卒業生の上原絵美さんの記事が載りました。

上原さんは5月に行われたポーランド国立バレエ団のオーディションで見事最終審査にまで残り、入団が決定しました。

8月7日2時半〜4時半までの「ラジオの卵」というRKKラジオの放送で、ラジオ出演の予定です。また、RKKテレビの取材も入る予定だそうです。

以下、熊日の記事と内容は重複しますが、上原さんから届いたメールを載せさせていただきます。


こんにちは。近況報告します。

先週の20日、私はポーランド国立バレエ団(Polish National Ballet)のオーディションを受けました。ヨーロッパでるようになって、いつかは辿り着きたい目標のバレエ団でした。ショナルシアターサラエボの芸術監督も「ポーランドへ受けに行きなさい。落ちたらまたうちで踊ればいい。」と温かく送り出して下さいました。

ポーランド国立バレエは、今年度のオーディション応募総数は450人だったそうです。まず、経歴と写真による審査によって、男女合わせて30名のダンサーが、ワルシャワでのオーディションに招待されました。

芸術監督らによって、1次審査のクラシックバレエでは女性5名、男性約12名が通過し、その中のひとりに選ばれた私は、2次審査のコンテンポラリーへと進みました。 コンテンポラリーの審査は、バレエ団 のディレクター兼振付家のパストールによる、即興の作品を踊るというもので、私は、その動きを確認している時、今まで経験した事のないアクシデントが起こり、右股関節に激痛が走りました。私は救急搬送され、病院で脱臼と診断され、すぐに麻酔をかけられ整復されました。
せっかく5人にまで残ってたのに、残念で悔しくて涙が出ました。
それから数時間後、芸術監督のパストールが私のベッドサイドに来てくれ「今年は女性ダンサー1名。君に決めたよ!」と言って下さいました。
こんな大怪我をしたダンサーの私を?と本当に驚きました。(男性ダンサーの合格者4名)

翌日、パストールはバレエ団専用の病院(バレエ団員とオリンピック選手を対象とする整形外科病院)に転院させ、その日に、約1時間かけてMRI検査。通の人であれば整復と固定だけだそうですが、ダンサーの場合、以前のような踊りが出来るよう手術するそうです。その方が、再び脱臼の心配がないと言われました。Pの予定がびっしり入っていましたが、24日夕方6時から10時まで、内視鏡を使った手術が成功し、関節包と筋肉のみの断裂で、靭帯や筋、血管のダメージはあまりなかったそうです。3週間後くらいからリハビリすれば元のようにバレエが踊れるよ。とドクターから告げられました。脱臼の仕方によっては、元に戻せないケースもあるそうなので、私は幸運でした。

「今の病院を退院したら、日本でしっかりとリハビリして10月でも11月になってもいいから、待ってるよ!」芸術監督に言って頂き、今後リハビリするにも気持ちが明るく頑張れそうです。
ポーランド国立バレエは、凄く入りたいバレエ団だったので、まだ実感がありませんが、本当にうれしいです!!

私はこれまで、怪我そしていろいろな事がありましたが、いつも素晴らしい方々との出会いによって助けられて来たように思います。まだまだこれからも続きますが、マイペースで頑張ります。

上原絵美

 九州学院OBの中島竜司氏(S36回)は、現在東京港区代官山の「HAPP’S」を経営し、ヘアメークアーティストとして活躍をしています。

 人吉の出身で、中学校から6年間九州学院で過ごし、水泳部に所属していました。卒業後パリに渡り、洋服や料理などを学ぶ中で、パリコレのアルバイトを通してヘアメークに出会いました。    29歳で東京にヘアメークの事務所とサロンを立ち上げ、以来10数年間ヘアメークアーティストとして活躍しています。

 メーク、ヘアカット、ヘアセットなどを主に手掛け、顧客には芸能人やスポーツ選手が多いそうで、米倉涼子、北島康介、江口洋介、松たか子、仲村トオル、高橋克典さん、あの石川遼選手などもお客さんだということです。

<御願い>

 「役に立つ善人」として、各界で活躍する卒業生の情報などをどうかお寄せ下さい。よろしく御願いいたします。 なお、上記のニュースは、このほど人吉の同窓会の方から頂いたものです。

 [メールアドレス] kote2010@cap.bbiq,jp

 

        

7月15日、静岡東名CC(6520ヤード、パー72)で行われた、ゴルフ・スタンレーレディース最終日、1打差2位から出た有村智恵(24)が1バーディー、1ボギーで回り、通算5アンダーで大会連覇を達成しました。

 有村は、2009年大会を含め今大会3勝目、4月のサイバーエージェントレディース以来の今季2勝目で、ツアー通算12勝目となります。

6月20日に、九州学院OBで俳優の勝野洋氏の母校訪問を取材した、TVQのテレビ番組「きらり九州〜めぐり逢い〜」は、2012年7月21日(土)の夜7時から放送されます。2時間番組で、勝野氏のシーンは7時50分頃から始まるとのことです。 残念ながら福岡のテレビ局のために、熊本での視聴は無理なようですが、ケーブルテレビだと観れます。

 

勝野氏は1968年に九州学院高校を卒業。青山学院大に進学の後、かつての高視聴率番組「太陽に吠えろ」のテキサス役で俳優デビューし、40年にわたって活躍を続けています。

この番組は、勝野氏が故郷熊本に戻り思い出の場所を訪れ、昔を振り返るというものです。

九州学院では旧友の池永現事務長と再会して、アルバムを開きながら九学時代の思い出などを語り合いました。また、昔柔道の練習で汗を流していた、懐かしい体育館の柔道場を訪ね、柔道部の後輩たちとも交流の機会を持ちました。 壁に掲げられている、柔道界の第一人者山下泰裕氏をはじめとするOB部員たちの名札(プラスチック製)の中に「勝野六洋」という本名の名札を見つけて、感慨深気でした。

 

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 7月14日、県民総合陸上競技場で行なわれた、陸上の岐阜国体最終予選で、男子200メートルに出場した、日本記録保持者の末續慎吾選手(S51・ミズノ)が成年男子100メートルで、久々に優勝しました。

 予選を10秒87のトップで通過した、日本記録保持者の末續選手は、決勝も向かい風ながらも、他を圧倒して快勝しました。 出場すれば6年ぶりの国体出場となります。

 

現在アメリカで 前衛舞踊家として活躍している、 原田龍一氏S32回)が、シンガーソングライターの岩瀬明美氏とコラボする「魂の歌・舞」の公演のために、このほど来日し、熊本を皮切りに仙台でも公演しました。

 

原田氏は、九州学院高校時代には自転車競技部に所属し、1980年に中央大学に進学しました。 卒業後、ブレイクダンス、クラッシックバレエ、日本舞踊などを習得し、1988年に渡米。さらにモダンダンス、パントマイムなどを体得し、独自の世界観とパフォーマンスを作り上げました。1995年に、96年には2年連続で、コロラド州の各新聞社が選ぶベスト・パフォーマンスを受賞しています。

 

6月28日(木)〜7月3日(火)に、次男のジョン君(17歳)と共に母校を訪問し、ボクシングに興味のあるジョン君は、九州学院ボクシング部の練習に参加し、片言の日本語で選手たちと交流の機会を持ちました。 

 

卒業後、30年以上を経てもまだ昔習った教師がいる点が、私学の九州学院ならではの大きな特色です。原田父子のこれからの活躍をお祈りします

 

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 7月1日(日曜)、九学東京若手の会・KG会が、“KG会新卒者歓迎会(もんじゃ屋形船)”を開催しました。

 参加者47人は、新木場駅1階交番前に集合して「屋形船(定員50名)」に乗り込み、東京湾の風景を楽しみながらもんじゃ焼きを食べ、お互いの近況や母校の話題に大いに盛り上がりました。

 今年無料招待された新卒の参加者は13人でした。 やっと東京の生活になじんだとはいえ、久々に話す熊本弁を懐かしみ、何よりも同窓生との再会や新たなる先輩たちとの出会いを喜び、大いに楽しんでいる様子でした。

 参加者のみなさんご苦労様でした。お蔭様で盛会となり感謝致しております。なお、今年の秋には、東京九学会総会・懇親会も予定されていますので、是非ご参加下さい。

今後ともどうかよろしくお願い致します。 ありがとうございました。

                                <KG会 高森重視(S32回)記>