2012年11月アーカイブ

現在、熊本日日新聞に連載中の「わたしを語る2 “柔の道 ひと筋に"」を執筆中の東海大学副学長山下泰裕氏は九州学院の名誉卒業生です。

 

先日同連載の中で紹介されていた通りに、柔道の修行のため高校二年生の夏に九州学院から東海大相模に転校しました。しかし、山下氏が九州学院も自分の母校と思っていると話されてたことから、2007年6月に九州学院で講演会をした際に、同窓会からも推薦を受けて名誉卒業生に認められました。

 

ここに興味あるエピソードがあります。2010年の夏の甲子園ベスト8の試合で、九州学院はなんと東海大相模と対戦したのです。ふたつの母校の対戦を山下氏は複雑な気持ちで応援したに違いありません。試合結果は3対10で九州学院が敗れました。

   11月3日(土)、東京の日本武道館で剣道日本一を決める第60回全日本選手権が行われ、3年ぶり3度目の優勝の期待がかかった九州学院OB内村良一6段(S51回・警視庁)は、木和田大起6段(大阪府警)に小手を奪われて惜敗し、準優勝となりました。

 

各都道府県予選を勝ち抜いた64人によるトーナメント戦で争われた今大会は、前人未到の3連覇を目指した36歳の高鍋進6段(神奈川県警、楠中出)に注目が集まりしたが、同選手は準決勝で木和田選手に敗れました。これにより2006年からの熊本県出身選手の連続優勝記録は6で途絶えました。

 

内村良一6段は、2006年、2009年に日本一、2010年が準優勝、昨年はべスト4に入り、近年最も安定した成績を残していることから実質的には日本一の剣士だと言っても過言ではないでしょう。頑張れ内村選手!! 九学の誇りです!!

  

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