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通信制高校(九学OB野田校長)のドキュメンタリー映画が封切り

[2009-09-14]

 熊本県天草市の御所浦島にある通信制の勇志国際高校を舞台にしたドキュメンタリー映画「グレーのバリエーション」が10月3日(土)より熊本Denkikanで上映されます。

・・・・・・・・全国に散らばる500人以上の生徒たちは普段はインターネットで授業を受けていますが、年に一度だけ島に集まり4泊5日のスクーリング授業が行われます。短い共同生活の中で新しい出会いと別れを共有し、また、自分たちの世界へ戻って行きます。島を訪れる生徒たち。彼らを迎える先生たち、イルカや猫。それは出会いと別れのあるありふれた光景です。インタビューを通してそれぞれの思い出が語られ、島を去った後の生徒たちの姿が映し出されます。この映画の中で特別なものは何も描かれてなく、ありふれた驚くべき世界があるだけなのです。白か黒かという情報の世界の二極化が進んでいるこの社会で、豊かな色調を内包するのがグレーという色です。無数の微妙な色調によって満たされているグレーな存在として描かれている高校生の姿を是非ご覧ください。

この映画の舞台となる勇志国際高校の校長こそが九州学院OBの野田将晴氏(S16回)なのです。九学時代は柔道部に所属、警察官から県会議員に転じ、辞職後2004年から現職として活躍されています。

10月3日(土)には18時40分からの映画の終了後に遠山昇司監督と野田将晴氏とのトークショーも予定されていますので、Denkikanに皆さんでお出かけ下さい。