3月18日（金）午前７時15分から第８３回選抜高校野球大会に出場する九州学院野球部の出発式が開かれました。

　式では学校関係者ら大勢が見守る中、内村公春院長が「与えられた場で一生懸命プレーし、何かをつかんで帰ってきてください」と激励すると、坂井宏志朗主将が「東北の被災者や熊本の人に勇気を与えられるプレーを披露したいと思います」と決意を述べました。

最後に山崎野球部ＯＢ会会長が地震の被災者のことを気遣い万歳三唱にかえて「頑張れ、がんばれ、ガンバレ」と思いを込めて唱え、式を結びました。　　　　　　　　　　　　　　　その後、チアダンス部の生徒が作った千羽鶴を手にした坂井主将を先頭に、生徒たちはバスに乗り込み、集まった保護者・職員関係者らに拍手で見送られました。

熊本空港から飛行機で大阪へ向かった一行は、午前１０時半に伊丹空港に着き、バスで大阪府堺市に宿舎に移動しました。

 

高野連は、１８日4時から大阪市内で臨時運営委員会を開き、最終判断を下します。