アイリッシュ・ハープの音色で癒しのひと時を 4月29日1時〜 九州学院多目的ホール
[2011-04-28]
シンポジウム“死に対する備え”へのご案内
日々のお働きに神様の祝福が豊かにありますようにお祈りします。
さて、九州教区社会奉仕部は、この度“死に対する備え”と題して下記のとおり2回のシンポジウムを企画しました。これは、誰も避けることのできない「死」に対する備えの問題について、ターミナルケアーを実践されているホスピスの立場からと、本人・家族にとっての葬儀やリビング・ウイルの立場から、共に学び、考える機会にしようというものです。参加費は無料です。できるだけたくさんの方々のお越しをお待ちいたしております。
日本福音ルーテル教会九州教区社会奉仕部
1.シンポジウムについて
第1回:癒しの実践例
日時:2011年4月29日(金)午後1時〜午後4時
場所:九州学院3号館3階ホール
内容:1部「みこころホスピス」についてのお話
“イエズスの聖心病院のホスピス長”泉キリエシスター
2部「祈りのたて琴(リラ・プレカリア)」の実演とお話
“JELAのリラ・プレカリア(祈りのたて琴)講師”
キャロル・サック先生
第2回:「死」の受け入れ方
日時:2011年9月19日(月)午後1時〜午後4時
場所:九州学院3号館3階ホール
内容:ワークショップ(講師と内容は検討中)
2.お問い合わせ&申込先
九州教区社会奉仕部長:谷口象二郎(勤務先:九州学院 ?Z096-364-6134、大江教会員)
〒862-0950 熊本市水前寺3丁目43-30 ?Z&Fax 096-387-0699 angel_zousan0808@yahoo.co.jp
3.講師紹介
泉キリエシスターの紹介
イエズスの聖心病院で長い間ホスピスに携わってこられた泉キリエシスターは、日本福音ルーテル教会の元牧師尾田光司先生の看取りもなさいました。泉先生は「現代のホスピスにおける薬や医療は大変進歩しています。だから死を迎えるまでの自由な時間をどうぞ大切にしてください。泣きたいときは思い切って泣いていいんですよ。」とおっしゃっています。
キャロル・サック先生の紹介
【キリスト教特別伝道集会】九州学院高校1年学年通信“からし種”27号(11月18日)より抜粋
11月16日(火)にキリスト教特別伝道講演会が開かれました。今年度はキャロル・サック先生をお招きし、「魂の癒し・祈りの竪琴」という演題で講演をしていただきました。キャロル・サック(旧姓マンフレッド)先生は、1973年〜75年までJ3短期宣教師の教師として九州学院で英会話を教えられました。帰国後、ジェームス・サック教授(東京のルーテル学院大学でカウンセリングを担当)と結婚、再び来日され、現在は病床にある方、さまざまな問題で悩み苦しんでいる方々に、ハープと歌による祈りを届けておられます。山田洋二監督映画「おとうと」にもハープ演奏で出演されています。「死に逝く人達の枕辺で、その人の呼吸に合わせてハープを演奏し歌を唄うと実に大きな癒しの効果があり、安らかに神のみもとに召される」というお話を中心に、ホスピスや死について、そして神様の愛について、流暢な日本語と英語(通訳付き)で生徒たちに穏やかに語りかけられました。アイリッシュ・ハープの実演と、天使のような澄んだ歌声に、聴衆の全員が心を洗われる思いで聴き入りました。