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東日本大地震被災者支援 避難の小中学生対象に学習塾

[2012-04-13]

 九州学院国語科高橋美行教諭は、益城町のNPO「九州ラーメン党」の主力メンバーとして活動しています。同NPOは、全国の被災地でラーメンの炊き出しボランティアなどを続けていますが、このほど東日本大震災の被災地から避難している小中学生を対象に、九州学院でボランティア学習塾を開講することになりました。

 高橋教諭は毎週金曜日、メンバーの子供たちに勉強を教える「夢実行塾」を主宰しており、「熊本でできる支援をしよう」と、県を通じて3月下旬から避難者家族に呼び掛け、これまで11人の小中学生が参加を申し出ています。

塾は九州学院を会場として、毎週水曜午後7〜9時か土曜午後2〜4時のどちらか行い、第1回は4月18日に開く予定です。

高橋教諭は、「環境の変化に悩む子供もいると聞く。心のケアもしたい」と考え、子供たちと年齢が近い九州学院の高校2年生に応援を要請したところ、10人の有志がこれに応え、授業のサポートにあたることになりました。

 「役に立つ善人となれ」という九州学院の奉仕の精神を実践する素晴らしい企画が順調に行きますように。