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「葉祥明展−地平線の彼方へ−」 熊本市現代美術館 〜6/17

[2012-04-09]

九州学院OBの絵本作家、葉祥明氏(S17回)の画業40年を振り返る「葉祥明展−地平線の彼方へ−」が、4月7日から(6月17日まで)熊本市現代美術館で開かれています。

これは 、開館10周年記念企画展の第1弾として、政令指定都市となった熊本市や市美術文化振興財団、熊日、熊本放送が主催するものです。

 葉祥明氏は、九州学院を1965年に卒業、立教大学経済学部に進んだ後渡米し、ニューヨークのアーク・スチューデンツ・リーグで美術を学びました。1972年に創作絵本「ぼくのべんちにしろいとり」でデビュー。メルヘンチックな画風で、平和や環境を伝える絵本を多数出版しながら、地雷廃絶運動の推進者としても世界的な活躍を続けています。

 展覧会は絵本の原画や水彩など約250点を展示しています。 また、今回は未発表の学生時代のデッサンや初期の絵本原画、近年取り組む油彩も並べており、40年の道のりをたどります。
 

オープン前日の6日には会見を行い「ピンク」「黄緑」「ブルー」などの色別に作品を集めたコーナーで、温かさや生命力、静けさなど色が持つ力を葉氏が解説しました。また、「空と陸地が交わる地平線の美しさを追い続けてきた。原点は阿蘇の風景」と語りました。

 

4月23日(月)は、母校九州学院で、中学校の生徒を対象に講演会を開くことが予定されています。

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