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北朝鮮拉致被害者松木薫氏(24回) 59回目の誕生日

[2012-06-16]

北朝鮮による拉致被害者で九州学院卒業生松木薫氏(S24回)が、6月13日に 59回目の誕生日迎えました。

 

松木氏は、九州学院中学・高校を卒業後に長崎外語短大、京都産大でスペイン語を専攻しました。その後京都外大の大学院に進学し、在学中に留学のためにスペインに渡りましたが、1980年に友人とオーストリアを小旅行中に北朝鮮に連れ去られたとされています。

2001年の小泉元首相の訪朝の時に政府が拉致被害者として名前を公表しましたが、その後北朝鮮が「死亡」と発表し、二度に亘り遺骨を送って来ました。しかし、それらはDNA鑑定の結果いずれも偽物であることが判明しています。

 

九州学院では、主だった活動は出来ませんが、一階にある購買部(エスエス斉藤経営)に募金箱を設置して、松木先輩の救出を呼びかけています。

 

齊藤文代さん(66)さんは「母親(松木スナヨさん・91)の体調が悪く、母と薫の対面が間に合わないかも…と不安になる。 政府は北朝鮮と対話を進め、被害者が全員そろって帰国できるよう努力してほしい」と、記者会見で語りました。

 

松木薫氏が一日も早く帰還し、お母さんとの対面が実現する日が来ますように共に祈りましょう。