本校は、キリスト教を教育の基礎とし、校訓「敬天愛人」を掲げ、知育、徳育、体育の上に霊育を施し、社会に奉仕貢献できる「役に立つ善人」を育成することに努めています。
今日、価値観の多様化する混迷の社会にあって、一番大切なことは、「心を育てる教育」を目指すべきであると考えています。
このキリスト教の精神による教育を達成するために本校では、毎日の「礼拝」をはじめ「聖書の授業」「奉仕活動」はもちろん、キリスト教特別伝道集会など各種の宗教行事を通し、キリスト教教育を充実したものにしています。
この世の中で、人間が生きるために一番大切なことは何を基準にして、何に価値を見いだして生きるかということではないでしょうか。
それは、感受性の強い少年期に神の言葉でもある「聖書」に真理を見いだし、聖書を通して人間の本当の姿を知り、人間としての本当の生き方を学ぶことです。
新約聖書にはイエス・キリストが語られた「たとえ話」が沢山あります。
特にマタイによる福音書の「迷える一匹の羊」の話は余りにも有名です。
この話の真意は、神様が「迷える一匹の羊」、つまり無きに等しいものに大きな価値を認めてこれを大切にされるところにあります。
誰にも認められないものが、神様の前では必要とされ、尊いもの、価値あるものとして生かされてゆくことを、この「迷える羊」の「たとえ話」は教えてくれます。
生まれたときから重い身体障害を負うスウェーデンの歌手レーナ・マリアさんは、講演の中で「いい子になる必要はない。一人一人は、価値ある人間として創造された神の作品である」と言っています。
聖書との出会い、キリストとの出会いを通して生きる意味を探り、豊かな心を養い、幸せな日々を過してほしいと願っています。