管理者: 2011年1月アーカイブ

  九州学院の同窓生で元職員の兼本哲也熊本陸上競技協会会長は、昨年秋に文部科学省から生涯スポーツ功労賞を受賞されました。これは永年にわたりスポーツの普及振興に尽力し他の模範とするに足る顕著な功績をあげられたことが認められたものです。

 

   129日夜、熊本ホテルキャッスルにおいて、九州学院陸上競技部OB会長が代表発起人となり、受賞祝賀会が行なわれ、県内外から陸上部や同窓会関係者が多数お祝いに駆けつけました。ほんとにおめでとうございます。

 

1月15日〈金〉午後6時半から、交通センターホテルにおいて「九州学院同窓会新年会・創立百周年記念事業募金第三回決起集会]が開かれました。                                 この日は同窓会の役員・各学年の代表世話人など120名が参加し、創立百周年記念事業の成功を期して大いに盛り上がりました。                            冒頭、長岡理事長が「いよいよ百周年の年となりました。秋に予定してる記念式典  (1118日)を中心とした数々の記念事業が上手くいくように皆様のご協力をお願いします。」と述べた後、松村同窓会会長、土山募金委員長(前院長)らが挨拶に立ちました。                                   浅川同窓会副会長の音頭で懇親会に入り、募金状況の情報の交換をしたり、近況を語りあったり、和気藹々をしたムードの中で楽しいひと時を過ごしました。                           校歌斉唱、堤健太氏のエールの後、内村院長の閉会の挨拶でお開きとなりました。

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 「九州学院卒業生 義務制教職員同窓会」が,1月5日午後6時半から交通センターホテルにおいて行われました。                                                    この会は義務制である小中学校をはじめ、教育委員会やその他の教育機関に勤務する九州学院の卒業生と、本学院の教職員との間の情報交換や親睦を目的としたもので、毎年同じ時期に同じ場所で行なわれています。

 会には70人ほどが参加し、笹原照明産山中学校校長に代わって新しく同会の会長となった池辺利昭大江小学校校長、内村公春九州学院院長や淺川牧夫同窓会副会長らの挨拶で始まりました。 長岡立一郎九州学院理事長の音頭で乾杯の後、懇談会に移りました。自己紹介、校歌斉唱と続き最後に牛嶋弘氏市会議員の音頭で万歳三唱をし、無事お開きとなりました。

 

平成221219日(日)午後、熊本県熊本市の熊本全日空ホテルにおいて、政府拉致問題対策本部、熊本県、熊本県教育委員会、北朝鮮に拉致された日本人を救う熊本県議会議員の会、北朝鮮に拉致された日本人を救出する熊本の会、による共催で「拉致問題を考える国民大集会in熊本」が開催され、約500人が参加しました。

三谷政府主催者代表、蒲島知事、西岡県会議員(九州学院OB:北朝鮮に拉致された日本人を救う熊本県議会議員の会会長)などの挨拶の後、李英和関西大学教授(北朝鮮社会経済論専攻)が講演を行いました。

拉致被害者家族の声として、飯塚繁雄家族会代表に続いて、九州学院OBで拉致被害者松木薫氏(S24回)の姉・齋藤文代氏と、弟で同じく九州学院OBの松木信宏氏(S43回)らが挨拶に立ちました。

 

【斉藤文代氏挨拶】
 一日でも良いから母親に息子の手を握らせてあげたい。韓国と北朝鮮の国境付近に行ったが、とても寒かった。何とか生き延びて欲しいと思いつつ、その地を後にした。後日、思いを乗せた手紙の風船に乗せて韓国から飛ばしてもらった。
【松木信宏氏挨拶】
 
故郷の力は大きい。また、頑張ろうという気持ちになった。政治家や家族、国民等のいろいろな力が合わさってこの問題が解決に進むよう是非応援してください。

 

 1220日(月)には、弟の松木信宏氏が久々に母校九州学院を訪問し、恩師たちと懇談し協力を訴えました。

 

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 松木薫氏は1972年に九学院を卒業。1980年、京都外国語大学大学院一年の時にスペインに留学、小旅行中にオーストリアで拉致され北朝鮮に連れて行かれたとされています。

 数年後に拉致問題が浮上し松木氏も被害者のリストにあがりますが、 実名が伏せられ「M」という名前で公安を中心に内偵が進められます。この間、同窓生の中には事件のことを知り安否を気遣っている者も多かったようです。

2001年の小泉首相訪朝の際に、初めて拉致被害者として名前が公表され、政府に認定されました。 姉の斉藤文代氏、松木信宏氏(S43回)もほかの拉致被害者の家族の方々と、事件解決のために熱心に活動を続けられていますが、その後も消息が不明で今日に至っています。

 

北朝鮮に拉致されて今年で31年になります。病床にあるお母さんのもとに元気な姿を見せてあげる日が一日も早く来るようにと願ってやみません。同窓の皆様のご協力を宜しくお願い申し上げます。