管理者: 2010年9月アーカイブ

 9月12日の夜、西武ドームで行われた西武ロッテ戦で、神主打法で絶好調の西武の高山が、プロ初の満塁ホームランを放ちました。

 3点リードの4回2死満塁。2番手小野の甘い初球カットボールを、鮮やかに左翼席へ運び、ロッテにとどめを刺しました。
 11年目の28歳。これまで故障に泣かされてきましたが、シーズンオフのフォーム改良が奏功し、今季は右翼のレギュラーの座をつかみました。すでに、自己最多の106試合に出場。1試合4安打、シーズン10号の本塁打、100安打到達も含めて「全部初めてです!」と、遅咲きの花を咲かせた苦労人が胸を張りました。

 

(以下の文は産経新聞社提供)

 高山の打席入場曲「所沢音頭」は異彩を放ちます。緊張感とは無縁の民謡を選んだのは「地元ファンに親しみをもってもらいたい」の願いからだそうで、2000年ドラフト1位入団時から愛用しているものです。相手の油断まで誘うスローテンポなテーマ曲は、今や西武ドームの名物となっています。

 

 拉致被害DSC03800.JPG松木薫氏をテーマにした「薫の約束」という歌を聴いたことがありますか? この歌は2008年に熊本在住のうらた剛氏が作詞・作曲したもので、「お母さん叶うものならもう一度・・・・」と、哀愁を帯びた旋律に乗って語りかけるように歌われています。                                               

松木薫氏は1972年に九学院を卒業。京都外国語大学大学院からスペイン留学中の1980年、オーストリアで拉致され、2001年の小泉首相訪朝の際に拉致被害者として認定されましたが、その後も消息不明で今日に至っています。                                             

北朝鮮に拉致されて30年。病床にあるお母さんのもとに元気な姿を見せてあげる日が一日も早く来るようにと願ってやみません。