同窓会からのおしらせ

戦後処理の通訳官竹宮氏 4月30日老衰のために逝去

[2010/05/05]

先日、「九州学院のお知らせ」の中でご報告致しました、「九州学院創立100周年記念番組」(来年2010年放映予定)に、インタビュー形式で出演が予定されている竹宮帝次先輩が、去る430日に老衰のため天に召されました。

竹宮帝次氏は九州学院のOBで、昭和2092日の第二次世界大戦の降伏調印式の事前準備のために、たった一人の通訳官として日本の高官二人と米艦隊の戦艦ミズーリー号に乗り込まれ、その重要な任務を遂行されたことで知られています。

歴史の大舞台での活躍が認められ、戦後は横須賀の米軍基地の重鎮として圧倒的な存在感を示されました。退職の後は東京・羽村市で静かにお暮らしでした。

先輩の偉業を讃えるとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。