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同窓会からのおしらせ

上原絵美さん、ポーランド国立バレエ団に!

[2012/07/28]
7月21日の熊日新聞に、卒業生の上原絵美さんの記事が載りました。

上原さんは5月に行われたポーランド国立バレエ団のオーディションで見事最終審査にまで残り、入団が決定しました。

8月7日2時半〜4時半までの「ラジオの卵」というRKKラジオの放送で、ラジオ出演の予定です。また、RKKテレビの取材も入る予定だそうです。

以下、熊日の記事と内容は重複しますが、上原さんから届いたメールを載せさせていただきます。


こんにちは。近況報告します。

先週の20日、私はポーランド国立バレエ団(Polish National Ballet)のオーディションを受けました。ヨーロッパでるようになって、いつかは辿り着きたい目標のバレエ団でした。ショナルシアターサラエボの芸術監督も「ポーランドへ受けに行きなさい。落ちたらまたうちで踊ればいい。」と温かく送り出して下さいました。

ポーランド国立バレエは、今年度のオーディション応募総数は450人だったそうです。まず、経歴と写真による審査によって、男女合わせて30名のダンサーが、ワルシャワでのオーディションに招待されました。

芸術監督らによって、1次審査のクラシックバレエでは女性5名、男性約12名が通過し、その中のひとりに選ばれた私は、2次審査のコンテンポラリーへと進みました。 コンテンポラリーの審査は、バレエ団 のディレクター兼振付家のパストールによる、即興の作品を踊るというもので、私は、その動きを確認している時、今まで経験した事のないアクシデントが起こり、右股関節に激痛が走りました。私は救急搬送され、病院で脱臼と診断され、すぐに麻酔をかけられ整復されました。
せっかく5人にまで残ってたのに、残念で悔しくて涙が出ました。
それから数時間後、芸術監督のパストールが私のベッドサイドに来てくれ「今年は女性ダンサー1名。君に決めたよ!」と言って下さいました。
こんな大怪我をしたダンサーの私を?と本当に驚きました。(男性ダンサーの合格者4名)

翌日、パストールはバレエ団専用の病院(バレエ団員とオリンピック選手を対象とする整形外科病院)に転院させ、その日に、約1時間かけてMRI検査。通の人であれば整復と固定だけだそうですが、ダンサーの場合、以前のような踊りが出来るよう手術するそうです。その方が、再び脱臼の心配がないと言われました。Pの予定がびっしり入っていましたが、24日夕方6時から10時まで、内視鏡を使った手術が成功し、関節包と筋肉のみの断裂で、靭帯や筋、血管のダメージはあまりなかったそうです。3週間後くらいからリハビリすれば元のようにバレエが踊れるよ。とドクターから告げられました。脱臼の仕方によっては、元に戻せないケースもあるそうなので、私は幸運でした。

「今の病院を退院したら、日本でしっかりとリハビリして10月でも11月になってもいいから、待ってるよ!」芸術監督に言って頂き、今後リハビリするにも気持ちが明るく頑張れそうです。
ポーランド国立バレエは、凄く入りたいバレエ団だったので、まだ実感がありませんが、本当にうれしいです!!

私はこれまで、怪我そしていろいろな事がありましたが、いつも素晴らしい方々との出会いによって助けられて来たように思います。まだまだこれからも続きますが、マイペースで頑張ります。

上原絵美