9月19日(水)、九州学院吹OBの田中昭二氏(旧30回)から母校九州学院のブラスバンド部に寄贈された、氏愛用のクラリネットの贈呈式が、九州学院同窓会事務室で行なわれました。
式では、小崎義昭同窓会参与が挨拶をした後、九州学院ブラスバンド部の河野結衣部長にクラリネットを手渡しました。
九州学院同窓会関西支部の元支部長でもある田中氏は、兵庫県明石市にお住まいの85歳。九州学院が甲子園や全国駅伝に出場する時は必ず応援に来られる、母校愛に燃える大先輩です。
田中氏はおよそ70年前の九州学院在学中に吹奏楽部に所属し、クラリネットを演奏してたとのことです。当時はほとんどの学校に吹奏楽部が無く、外部からの要請で演奏をしたり、上通りや下通りをマーチングすることもあったそうです。
卒業してからも趣味で音楽活動を続け、吹奏楽団の指揮をしたり、身近にクラリネットを置いて、時間があれば吹いていたそうです。
田中氏は九州学院ブラスバンドが近年復活したことを知り、是非後輩に使って欲しいと、神戸市に住む田島康啓氏(S5回)に相談し、小手川勲広報部長(S24回)を通して、この度それが実現したものです。
贈られたヤマハ製のクラリネットは、グラナディラ材質の逸品で、手入れも良く行き届いている素晴らしいものです。
101年目の新しいスタートを切った九州学院の宝物として、これからも後輩たちに受け継いで行かれることでしょう。